<薬湯 桃の葉>
江戸時代から夏の土用には桃の葉湯に入る習慣がありました。あせもや湿疹など肌のトラブルを防ぐ為に
一番暑いこの季節に桃の葉湯に入ることは言い伝えだけではなく効果的といえるでしょう。

桃はバラ科の植物で原産地は中国の高原地帯と言われています。
日本には弥生時代に伝わったと考えられ、「日本書記」や「古事記」にも出てきています。

古代中国では桃は長寿の効があると考えられ、「魔よけの力を持つ」と言われています。
日本では邪気を祓うとされているため3月のひな祭りに飾られます。

桃についての詳しい内容は食品ー植物ー桃にアクセスをお願いします。
<薬効>
桃の葉にはタンニン、配糖体、マグネシウム、カリウム等が含まれており、美容と健康維持に効果があります。
<使用方法>
桃の葉約30グラムを布袋に入れます。布袋に入れた桃の葉をそのまま浴槽に入れるか、
やかんかお鍋に布袋と水を入れ約15分程煮出し、煮出し終われば布袋ごと浴槽に入れて下さい。
(入浴中に布袋を揉むと成分がよく出ます。)

浴槽に入れる薬湯の他に部分湯と言う方法があり部分湯の代表が足湯と手湯です。

足湯は煮出した薬草を約40℃(やや熱め)に冷まし、風呂桶などに薬湯を入れ、その中に両足を入れ、
冷めたら差し湯をしながら約20分程入り、額に汗が出てくれば効果が現れてきます。

手湯は足湯と同じく約40℃ほどの薬湯に約20分程手を浸しながらマッサージを施し、手が温まってくれば
効果が現れてきます。
<注意事項>
@本品は天然物(生薬)で性質上吸湿しやすいものがあります。
そのため保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。

A開封後は直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。

B本品には品質保持の目的で脱酸素剤を入れておりますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。

C幼児の手の届かない所に保管してください。

D他に容器に入れ替えないで下さい。(誤用の原因になったり品質が変わる場合があります。)


薬草の入浴剤の注意点
@・・・お風呂から出る時には必ず薬草のエキスをシャワーで洗い流して下さい。
薬草のエキスが身体に付着したままにしておくと人によって症状がひどくなる場合があります。

A・・・当日使った薬草の湯は翌日には使用しないでください。
当日使った入浴剤は必ず入浴後に処分してください。

B・・・お風呂の残り湯を洗濯機で使用する場合は衣類に薬草の色が付着する場合がありますので注意してください。
 
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