冬の薬湯 
イチジク葉 
 
<薬湯 イチヂク葉>
無花果(いちじく イチジク)はクワ科ーイチジク属に属する植物で原産地はアラビア地方と言われ、現在は世界各地で
栽培されている落葉小高木の果樹植物です。
人類とイチジクとの歴史は古く、紀元前3000年前より栽培されていた記録があったり、旧約聖書によるとリンゴを
食べて自分が裸であることに気付いたアダムとイブが裸を隠すために使った植物はイチジクの葉であると言われます。

日本には江戸時代の寛永年間に中国より渡来しました。最初は薬として利用されていましたが、時代が経つにつれて
食用として各家庭で栽培されるようになりました。
渡来した当時はイチジクを「南蛮柿」、「蓬莱柿」と呼んでいました。

イチジクについての詳しい内容は「生薬ー薬草ーイチヂク」をご覧になってください。
<薬効>
イチジクの果実に含まれる成分としてベンズアルデヒドやブドウ糖、果糖、ショ糖などの糖類とクエン酸、
リンゴ酸、フマル酸、コハク酸、マロン酸、ピロリジカルボン酸、キニン酸、オキザリン酸などの有機酸
などが含まれています。

近年の研究でベンズアルデヒドには抗腫用作用があると言われます。

イチジクの茎葉にはフィシン、タンニン、ベルガプテン、プソラレエンなどが含まれています。
プソラレエンには血圧降下作用があります。

葉や茎から出る白い液体にはゴム質、ステリン類、タンパク質、酵素などが含まれています。

イチヂク葉を入浴剤として使用すれば美容と健康維持に効果があります。
<使用方法>
イチヂク葉約25グラムを布袋に入れます。布袋に入れたイチヂク葉をそのまま浴槽に入れるか、
やかんかお鍋に布袋と水を入れ約15分程煮出し、煮出し終われば布袋ごと浴槽に入れて下さい。
(入浴中に布袋を揉むと成分がよく出ます。)

浴槽に入れる薬湯の他に部分湯と言う方法があり部分湯の代表が足湯と手湯です。

足湯は煮出した薬草を約40℃(やや熱め)に冷まし、風呂桶などに薬湯を入れ、その中に両足を入れ、
冷めたら差し湯をしながら約20分程入り、額に汗が出てくれば効果が現れてきます。

手湯は足湯と同じく約40℃ほどの薬湯に約20分程手を浸しながらマッサージを施し、手が温まってくれば
効果が現れてきます。
<注意事項>
@本品は天然物(生薬)で性質上吸湿しやすいものがあります。
そのため保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。

A開封後は直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。

B本品には品質保持の目的で脱酸素剤を入れておりますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。

C幼児の手の届かない所に保管してください。

D他に容器に入れ替えないで下さい。(誤用の原因になったり品質が変わる場合があります。)


薬草の入浴剤の注意点
@・・・お風呂から出る時には必ず薬草のエキスをシャワーで洗い流して下さい。
薬草のエキスが身体に付着したままにしておくと人によって症状がひどくなる場合があります。

A・・・当日使った薬草の湯は翌日には使用しないでください。
当日使った入浴剤は必ず入浴後に処分してください。

B・・・お風呂の残り湯を洗濯機で使用する場合は衣類に薬草の色が付着する場合がありますので注意してください。
 
<お値段>
日本産 イチヂク葉(食品) 100グラム 400円+税

日本産 イチヂク葉(食品) 25グラム(1パック) 100円
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