<薬湯 ミント(薄荷)>
ミント(薄荷)は代表的なハーブの一つとしてよく知られています。
ミントは多年草で交配がしやすいため、非常に種類がたくさんあります。チューインガムや歯磨き粉に
使われるペパーミントやスペアミントの他にリンゴの香りがするアップルミント、パイナップルの香りがする
パイナップルミントなどもあります。

薄荷はシソ科の植物で、原産地は中国ともいわれていますが、日本で古来より自生植物であったと言う説も
あるようです。

ミントには清涼、発汗、解熱、健胃などの作用があり、漢方処方に薄荷として配合されています。
<薬効>
薄荷にはメントール、メントンなどの精油成分、ミントポリフェノールが含まれ、解熱、発汗、清涼作用があります。

そのため、薄荷湯は清涼感で精神をリフレッシュし、殺菌作用で肌を清潔に保ち、発汗作用で入浴後は
サッパリします。

血行促進や保温効果もあるため、クーラーによる冷え症や疲労回復にも効果的です。
<使用方法>
ミント(薄荷)約30グラムを布袋に入れます。布袋に入れたミント(薄荷)をそのまま浴槽に入れるか、
やかんかお鍋に布袋と水を入れ約15分程煮出し、煮出し終われば布袋ごと浴槽に入れて下さい。
(入浴中に布袋を揉むと成分がよく出ます。)

浴槽に入れる薬湯の他に部分湯と言う方法があり部分湯の代表が足湯と手湯です。

足湯は煮出した薬草を約40℃(やや熱め)に冷まし、風呂桶などに薬湯を入れ、その中に両足を入れ、
冷めたら差し湯をしながら約20分程入り、額に汗が出てくれば効果が現れてきます。

手湯は足湯と同じく約40℃ほどの薬湯に約20分程手を浸しながらマッサージを施し、手が温まってくれば
効果が現れてきます。
<注意事項>
@本品は天然物(生薬)で性質上吸湿しやすいものがあります。
そのため保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。

A開封後は直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。

B本品には品質保持の目的で脱酸素剤を入れておりますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。

C幼児の手の届かない所に保管してください。

D他に容器に入れ替えないで下さい。(誤用の原因になったり品質が変わる場合があります。)


薬草の入浴剤の注意点
@・・・お風呂から出る時には必ず薬草のエキスをシャワーで洗い流して下さい。
薬草のエキスが身体に付着したままにしておくと人によって症状がひどくなる場合があります。

A・・・当日使った薬草の湯は翌日には使用しないでください。
当日使った入浴剤は必ず入浴後に処分してください。

B・・・お風呂の残り湯を洗濯機で使用する場合は衣類に薬草の色が付着する場合がありますので注意してください。
 
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