夏の薬湯
ドクダミ
 
<薬湯 ドクダミ湯>
ドクダミは「重薬」、「十薬」とも呼ばれています。その名前の由来は江戸時代、貝原益軒自身の著書「大和本草」の
中で「十薬の薬の能ありて、十薬となす。」
「獣医が馬の病気を治すために用いたもの。十種の効能。」と記載されています。
実際多くの効能をもつため、万病に効く薬草として有名です。

ドクダミはドクダミ属の多年草で、花期は6〜7月です。花期の地上部全草を収穫し、日陰干しして乾燥させます。
生の全草に独特の臭気がありますが、この成分はデカノイルアセトアルデヒドと言い抗菌作用があります。
(ドクダミについての詳しい内容は生薬ー薬草ー重薬を参考にしてください。)
<薬効>
ドクダミの茎葉に含まれるクエルセチン、花穂に含まれるイソクエルシトリンやカリウム、フラボノイド等の
成分が含まれており、美容と健康維持に役立ちます。
<使用方法>
ドクダミ約30グラムを布袋に入れます。布袋に入れたドクダミをそのまま浴槽に入れるか、
やかんかお鍋に布袋と水を入れ約15分程煮出し、煮出し終われば布袋ごと浴槽に入れて下さい。
(入浴中に布袋を揉むと成分がよく出ます。)

浴槽に入れる薬湯の他に部分湯と言う方法があり部分湯の代表が足湯と手湯です。

足湯は煮出した薬草を約40℃(やや熱め)に冷まし、風呂桶などに薬湯を入れ、その中に両足を入れ、
冷めたら差し湯をしながら約20分程入り、額に汗が出てくれば効果が現れてきます。

手湯は足湯と同じく約40℃ほどの薬湯に約20分程手を浸しながらマッサージを施し、手が温まってくれば
効果が現れてきます。
<注意事項>
@本品は天然物(生薬)で性質上吸湿しやすいものがあります。
そのため保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。

A開封後は直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。

B本品には品質保持の目的で脱酸素剤を入れておりますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。

C幼児の手の届かない所に保管してください。

D他に容器に入れ替えないで下さい。(誤用の原因になったり品質が変わる場合があります。)


薬草の入浴剤の注意点
@・・・お風呂から出る時には必ず薬草のエキスをシャワーで洗い流して下さい。
薬草のエキスが身体に付着したままにしておくと人によって症状がひどくなる場合があります。

A・・・当日使った薬草の湯は翌日には使用しないでください。
当日使った入浴剤は必ず入浴後に処分してください。

B・・・お風呂の残り湯を洗濯機で使用する場合は衣類に薬草の色が付着する場合がありますので注意してください。
 
<ご相談のページ>
←こちらをクリック
最近お客様より「相談や注文をしたが返信が無い」と御叱りをいただきます。当店は当日又は翌日には必ず返信をしております。

もし、2日、3日待ってもご返事がない場合はお手数ですがもう一度お問い合わせください。必ず返答はいたします。

当店からの返信メールが届かないお客様へ
当店からお客様へ返信したメールがお客様の迷惑メールフォルダにある事例が多々あります。

「返信が来ない。」と思われたらお客様の迷惑メールフォルダを見てください。

当店のメールがお客様の迷惑メールフォルダにございましたらご面倒ですが別のアドレスで当店へ返信をお願いします。
<やなぎ堂薬局 住所>
郵便番号 790-0014
愛媛県 松山市 柳井町 1-14-1 やなぎ堂薬局 柳井町店 
電話番号/FAX番号 089-921-9401
<植物の入浴剤一覧表>
←こちらをクリック
<トップページ>
←こちらをクリック