赤芽柏 アカメガシワ 将軍木皮 ショウグンボクヒ |
和名、植物名 |
赤芽柏 赤芽槲 あかめがしわ アカメガシワ 将軍木皮 しょうぐんぼくひ ショウグンボクヒ 野梧桐 やごどう ヤゴドウ |
商品名 |
赤芽柏 赤芽槲 あかめがしわ アカメガシワ 将軍木皮 しょうぐんぼくひ ショウグンボク |
学名 |
Mallotus japonicus Muell Arg |
分布 |
赤芽柏(あかめがしわ)はトウダイグサ科ーアカメガシワ属に属する植物で、北海道を除いた本州から沖縄の日本各地と
朝鮮半島、台湾、中国南部などの山野や丘陵地に普通に見られる落葉樹です。
アカメガシワの名前の由来は若葉が赤みを帯びており、遠くからでもよく目立つので「赤芽柏」と名前が付けられました。
他に葉が「柏(カシワ)」のように大きいので、「赤芽柏」と言われるようになりました。
赤芽柏は日本では将軍木皮(ショウグンボクヒ)と言われ、中国では野梧桐(ヤゴドウ)と呼ばれます。
昔はこの葉に食物を載せて食べたので、御菜葉(ゴザイバ)とか菜盛葉(サイモリバ)、味噌盛葉(ミソモリバ)などの
方言として残っています。
他に葉と種子は昔から赤色の染料として用いられてきました。
葉および種子は赤色の染料に用いられていました。
余談・・・植物は子孫を残すために花から蜜を出し、蜜を目当てに来た蜂や蝶の力を借りて受粉をして子孫を残します。
植物によっては蜜を出す器官が花だけでは無い植物が多々あります。
花以外から蜜を出す器官を「花外蜜腺」と言います。
アカメガシワは花以外に葉から蜜を出します。葉から出る蜜は蟻が吸います。
アカメガシワの葉は蛾やイモムシなどの色々な昆虫に食べられやすい葉で、葉から蜜を出すことにより蟻が集まり、
他の昆虫を追い払ってくれます。
花から出る蜜は花粉を運んでくれる蝶や蜂を引きつけるために出し、葉などから出る蜜は蟻を引き寄せるために出します。
花外蜜腺を持っている植物は
「イタドリ」・・・若い葉柄の基部に蜜腺がある。
「ソメイヨシノ」・・・葉身基部か葉柄に蜜腺がある。
「ヘチマ」・・・葉腋の小さな葉の背面に蜜腺がある。
「サツマイモ」・・・葉身基部か葉柄に蜜腺がある。
「キササゲ」・・・葉柄の基部に蜜腺がある。 |
特徴・形態 |
アカメガシワの特徴として雌雄異株で樹木の生長は早く、高さが5メートルから10メートルも達する落葉樹で、
幹は分枝し繁茂し、樹皮は縦に裂け目があって褐色を帯びています。
葉は長い柄があって互生し、春先は赤みを帯びており葉の形は円形又は桐の葉に似た卵形で葉の長さは
約20センチメートルほどで浅く2裂又は3裂に分裂します。(まれに分裂しない葉もあります。)
春先に出た新芽が赤いと上記に書きましたが、成長した葉も赤みを帯びます。
余談・・・アカメガシワの葉は大きく、長さが20センチぐらいに成長するので昔はお皿代わりに利用していたようです。
その名残でアカメガシワは別名で「五菜葉(ゴサイバ)」、「菜盛葉(サイモリバ)」とも言います。
葉や枝には細毛があり、特に細毛は若葉に多く見られます。葉の柄は赤みがあるが、新芽をふいた若葉は特に赤くて
よく目立ちます。
参考・・・春先の若葉と若葉の柄は赤みを帯びて美しいですが夏にかけて葉が大きくなると赤みが薄れてきます。
ちなみに秋になると葉は黄色に紅葉します。
花は夏ごろに若枝の先に多数の花弁のない小さな黄緑色の花が集まって咲き、円すい花序の穂を作ります。
この花序の軸や穂の枝は赤褐色の短毛で覆われています。
葉の基部には蜜腺があり、よくアリが吸蜜に来訪します。
果実は刺状の突起があり、さく果が熟すと紫黒色で光沢のある球形の種子を出します。
この種子は高温にさらされると発芽しやすくなる傾向があります。 |
成分 |
樹皮にはイソクマリン類のベルゲニン、タンニン、ルチン、ベルギニンなどが含まれております。
葉にはゲラニイン、マロツシン酸、マロチン酸が含まれております。
種子にはコロトキシゲニン、マロゲニン、コログラウシゲニンなどが含まれています。 |
使用部位 |
赤芽柏の樹皮 |
採取時期と管理・保存方法 |
採取時期として7月から8月の夏に樹皮を採取して水洗いをし、刻んでから日干し乾燥をします。 |
煮出し方、飲み方 |
赤芽柏の樹皮はお茶代わりに飲んだり、アカメガシワの樹皮の粉末を食したりします。
当店で販売をしております赤芽柏の樹皮、アカメガシワの粉末共に日本産です。
赤芽槲の飲用方法として
赤芽槲約5グラム〜10グラムを約600cc〜800ccの水に入れて弱火で約15分から20分ほど煎じて、煎じ終われば赤芽柏を
取り出してから1日数回飲用します。
赤芽柏を他のお茶類(麦茶、どくだみ茶、ウーロン茶など)と一緒にミックスして美容目的、健康目的のお茶として
飲用しても良いです。
赤芽柏などの健康茶を多く作って冷蔵庫に保管しても良いです。
赤芽柏の粉末の場合は
赤芽柏の粉末を1日2グラムから4グラムを目安に水またはぬるま湯で飲用するか、お湯に混ぜて飲用してください。
(小さじ半分ぐらいが約1グラムです。)
アカメガシワの粉末を単独で食しても良いが、牛乳、野菜ジュース、スープなどに混ぜて飲んでも良いですし、
小麦粉と混ぜて料理に使用されても結構です。
「粉末が咽喉に引っかかる」、「味が苦手」などの支障がある場合はオブラードに包んで飲用しても結構です。 |
参考資料 |
特になし |
その他 |
特になし |
注意事項 |
@本品は天然物(植物)で性質上吸湿しやすいものがあります。
そのため保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
A開封後は直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい場所に保管してください。
B本品には品質保持の目的で脱酸素剤を入れておりますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
C幼児の手の届かない所に保管してください。
D他に容器に入れ替えないで下さい。(誤用の原因になったり品質が変わる場合があります。) |
価格 |
赤芽柏 刻み(日本産)
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500グラム 1,500円+税 |
赤芽柏(粉末)(日本産)
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500グラム 3,000円+税 |
「500グラムは多いかな?」と思われる場合はご相談下さい。
商品によってはご希望に添えない場合があります。
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